薄く青にぼかされた 影は空にまばらにある 伏目赤に沈んでゆく 胸の中は高鳴りだす 街の灯りが照らし出す 独りきりも二人も 場面が変わる空で 昨日と同じ騒めき 人恋しさは もうなかった 通りすれ違うように いつものアフターファイヴ いつもの気分で 影は今も消されたまま 星の流れで1秒 崩れて行く目に留まれば 赤く青くそれぞれ 街の灯りがまばらでも 独りきりも二人も 場面が変わる空で ホームと鳥のざわめき 人ゴミの中 もう混ざった あの時の場面だけが いつものアフターファイヴ いつもの気分で いつものアフターファイヴ いつもの気分で