都会の街は 疲れ果て ビルの谷間に 落ちた涙を 拾い集め ポケットの中に 押し込んで あの森へ行こう キズついたら なつかしいほど あたたかくなるから このポプラ並木も レンガの家も 瞳とじたら 君が見えるよ 何ひとつ変わりはしない 澄んだ声も あの頃にもう1度帰るよ 少しだけ昔のままで 公園の隅で 君と話した事を 遊んだ事を今は… 思い出してみるよ 都会の街で 暮らすのは たやすくないと 君は言ってた 離れ離れ どれほどの時間は流れて その言葉かみしめ 歩いてるわ 思いもしない痛手を うけながら 時々帰りたい セピアの森へ 偶然出会う君のぬくもり なつかしいあの香りも 指も髪も… あの頃にもう1度帰るよ 少しだけ昔のままで やさしくなりたいの そして また 行かなくちゃ 都会の中で 強く大地ふみしめて…