ガラス玉ひとつぶ 心に閉じ込めて 本当の想いは 笑顔で隠した 思い出のヴェールを 引き裂かないように そらした瞳には 気付かないふり 描いてる 追いかける 姿はいつも一緒だった 伸ばした手のひら 身体を巡る この切なさが邪魔をする 同じ夢を見てる 大事なあなたに いちばん大事なものをあげるから 同じ刻に出会って 初めて恋したこと ずっとずっと忘れないでいて 届かない手紙を 書き続けるように 微睡みの中では 正直になれた 朝露の雫に 密やかな願いを 陽が落ちるときまで 託してゆこう 映し出す 駆け抜ける 面影は重なりあうのに 指先ふるえて 息もできない 繋がる糸は絡まるの 同じ夢を見てる 大事なあなたが 誰より幸せになれるのならば 同じ道がいつか 別れてもかまわない きっとまた夢で逢えるから どうしてなんだろう 答えはもうわかってる 好きだけど 好きだから 言えなくて瞼を閉じた 同じ夢を見てる 大事なあなたに いちばん大事なものをあげるから 同じ刻に出会って 初めて恋したこと ずっとずっと忘れないでいて