薄笑みを浮かべた支配者は 自らのシナリオ通り 破滅へとたどったステージの フィナーレに酔いしれていた そびえたつ煙と火柱が 鮮やかに華を添える 流れ出す涙はあきらめの 溜め息に変わり始めて 君に捧げる次の舞台の 物語を描こうか 二人に似せた「アダムとイヴ」を まず海に沈めてみよう 流れ出す涙は本当の 僕の気持ちを隠しながら 君に捧げる次の舞台の 物語を描こうか 二人に似せた「アダムとイヴ」の 足どりに胸躍らせ 晴れた空と燃える空で 終わりなく求めあう この二人はやがていつか出逢えると 信じている...