僕はロボットごしの君に恋をする

歌詞

<♪> 目を閉じてみれば 聞こえるんだ 君の泣いた声 風の端っこ 通り雨の音 記憶を辿れば そこには君がいた いつだったかな？ ほら、僕の前で こらえきれず泣いてさ 気の利いた言葉も 言えず渡した花 「ありがとう」って君は 無理に笑って見せた どうしたなら君を 傷つけないように 抱きしめられるの 痛みも感情も通り越して "守りたい"と願う僕がいた 君のそばにいる理由を ここにいる理由を 問いかけて 迷っては彷徨って 寂しげに咲いたワスレナグサに 思いを重ねてたみたんだ 優しく笑った君も ふいに笑った君も きっといつまでも忘れられないよ 何度迷っても いつか笑いあえるなら 僕は今日の悲しみも 抱きしめたいんだ <♪> いっそほら 目を閉じてみたら まるで心を無にしたような ロボットにでもなれるかい？ 自分でも操れない 初めての気持ちを 君は僕の中に たくさん増やしたよ 心近くほど余計に 胸は痛みだすけど 後戻りの仕方なんか知らないや 答えなんかとっくに決まってた 君のそばにいる理由を ここにいる理由を 追いかけては 問いかけた運命 飾らない素直な君の仕草に 答えは見つけていたんだ それでも君の前じゃ 未だにこうして 立ち尽くすのに精一杯で すれ違いながら 畝る時代(とき)を跨いで この気持ちの呼び方を 探してるんだ 苦しいこと 悲しいこと なんだって僕は嬉しい 君と作ったものだから もう全てが愛おしいんだ 君のそばいることを 考えただけで 何だか胸があたたかくて 綺麗に咲いたワスレナグサに 理由はもういらないんだ 君のそばにいる理由を ここにいる理由を 考えていたって 時は進んでいく このぬくもりを 忘れたくないから 今、何より伝えたいんだ こんなに想っていても切なくて 届かないほど大きくて 笑い合いたいから 生まれ変わって 君をこの手でずっと この身がなくなろうとも 抱きしめるんだ