生きてても死んでても同じ 思い出せることもそんなにないのさ そこらにあるものを口に詰め込んで 汚れた手で財布つかんで出かける つぎはぎの人生 何も知らず微笑んでる 可愛い 君の横顔に 愛した人の面影を 重ねていたよ いつまでも いつまでも 消えない 傷を つけたげよう 僕を思い出せるように 覚えたての歌をごきげんに歌って 駐輪場のチャリを蹴りながら歩く ちぐはぐの魂 例えそれに意味が無くても 恋をせずにいられない 夜中にLINEで「会いたい」って 都合がいいな 生まれ落ちた瞬間から 誰かを傷つけてんだよ おへその穴が涼しくって ただ恋しくって 生きてても 死んでても 同じ 思い出せる 事もそんなに無いのさ