夜明けを待って歩いた 見慣れた坂道 過ぎ去ってく季節は 今も色付いて 永遠なんてないんだって 空に溶けてく群青 明けない夜なら良かったのに 誤魔化すように ありふれた言葉 とめどなく紡ぐ僕は 3分後の僕たちに ただ手を振るのでしょう 叶わないままでいい 変わらないままでいい 僕らきっとさ すれ違ってまた 大人になってゆく さよなら 今日の日が 思い出になるから 大切にただ 胸に閉まっておこう 零れた星屑に 願ったあの日 言の葉に出来たなら 良かったのにな 遠回りして歩いた 今は 僕らの群像 まるで昨日のことみたい もうすぐしたら それぞれの道だ 見送るように僕は なんでもないふりをして ただ君に笑うだけ 叶わないままがいい 変わらないままがいい 僕らきっとさ こうやってまた 大人になってゆく さよなら 今日の日が 思い出になるように 大切にただ 胸に閉まっておこう 嘘じゃないよ 君に逢えて 本当に良かった またどこかで会える日まで またねって言って ちゃんと笑えるよ だけど本当は わかっていたんだ これで最後だ 離れたらもう届かない だから君に一つ伝えなくちゃ 叶わなくたって良い 変わってしまっても良い このままただ 思い出となっていくのは嫌だから あの時もしもなんてさ 思いたくはないから 大事なこと 君に伝えたい 「ずっと前から君が好きでした」