ユルリ

歌詞

かすめたその手を忘れるような 聴き慣れたその声を忘れるような 曖昧な この夢をまた 初めから見ている この声が誰かを泣かすのなら あなたの思想に潰されるなら もういっそ 1人でいいよ うまく言葉にできない もう夢ばかり 嫌気がさすよ 歩きたいんだよ いつかこの声で言う未来を 今は確かに見ている 名前があるから見えたような 許される理由に逃げたような 苦しいのはきっとそのせいだ 足が止まるようだ あなたと違うのは悪いことか 形も方向も違うけれど 優劣があるのだろうか 息が止まるようだ ずっと怖かったこと 間違ってると笑われること なくしたものを少しずつ 思い出せなくなること ずっと怖かったけど これでいいんだ 足が進んだ 今度はあの日かすめたその手を 掴めるんだって 信じてる さあ、靴を脱いで また泣いた顔もして 出来損ないでいい また振り出しでいい 人生最後の日も 私が消えないように 痛みはあるけれど 私はここにいる