横で笑うきみの涙に かける言葉は知らなかったんだ やわらかな夜がきますように グッナイマイフレンド スタンドバイユー 何もわからない頃に戻れたらなぁ きみの顔が翳るのも 気付かないフリを 真夜中の映画のような ときめきを まだ夢見て あれは青春だって 錆びついた声で言う 冷たい指を 握り返して キスをする 立ち尽くす夜に 帰れない故郷が ネオンの輪に浮かぶ 手放した未来が エンドロールの先で 形を変えて 僕を待つよ 今はそれが怖い 遠くまで 歩けるような気がした 張り詰めた夜に 憧れたこの場所が 拍手の音に滲む 鳴り響くうたが エンドロールの先で 光を放ち 僕を生かす 今を忘れないで 見たことのない場所へ きみのいない今でも