繰り返し日々を駆け抜けて 僕ら夏だった あの頃のよう ヨレたTシャツで立ち向かえ その涙がいつか優しさに変わるさ ひりつく夜を越えてきた 足りない夜を越えてきた いつかの消えない傷跡も 少しだけ愛せるようになるさ 全部抱きしめてあげるよ 「強くなりたい」と僕は言った 「優しくなりたい」と君は言った 君のその言葉の意味を 考えて今ならわかるよ 優しさの先に 強さがあると 聴いていたあいつらの歌で 目が醒めた また心が傾く方へ いつでも今日が最後と 思えるように生きていたいよな 出会うためのお別れを 悲しいことだと思いたくはないよな 繰り返し日々を駆け抜けて僕ら いつかの消えない傷跡も 少しだけ愛せるようになるさ 全部抱きしめてあげるよ 道端に咲いた花のように 枯れてしまうことを恐れないで 全部僕が抱きしめるから 泣いた夜も 明けた空も 君のことも 弱いとこも 午前2時の その痛みも