小さな肩に背負込んだ僕らの未来は ちょうど今日の夕日のように 揺れてたのかなぁ。 イタズラな天気雨が バスを追い越して オレンジの粒が街に輝いている 遠回りをした自転車の帰り道 背中にあたたかな鼓動を感じてた 『さよなら。』と言えば君の 傷も少しは癒えるだろう? 『あいたいよ…。』と泣いた声が 今も胸に響いている 人波の中でいつの日か偶然に 出会えることがあるのなら その日まで… 『さよなら。』僕を今日まで 支え続けてくれたひと 『さよなら。』今でも誰より たいせつだと想えるひと そして 何より二人がここで 共に過ごしたこの日々を となりに居てくれたことを 僕は忘れはしないだろう 『さよなら。』 消えないように… ずっと色褪せぬように… 『ありがとう。』