まんまるくなって 吸い込まれてくの 感覚はまるで 魔法のランプね 満腹になった さんかくの巾着袋は さっぱり隠して 紐でねしゅっとね封じ込める またまた避けられた やだやだ まだまだ長いから むしゃくしゃしてきた 着地して地面に擦れるなら (辺と辺と辺から逃げ出した 点と点と点) 私はわたし隅の席にいて (ヘンとヘンとヘンと思われたまま テンテンテン) クリアネイル映る瞳(め)の奥 ビルが逆立ちした中で 座るキミの見る景色は写せない 知らない 瞬きひとつが 変えるライトを浴びて踊るの 最後のひとりになるまで 着地して地面に擦れるなら 私は此処にいる