渚を吹く 潮風 青空 僕らは出会った キラめく夏の日 六月には 言葉も交わせず 何かが始まる 予感 微(かす)かに 僕らの未来へと 七夕飾り 窓に流れて消えた 胸が騒いだ 葉山の海 夕陽が沈む 思い出の渚 どこにあるのか 大きな夢 追いかけ この手に いくつもの季節 走り続けて 周囲(まわり)のやさしい友 支えてくれた 信じた先に見えた 満開の花 出会いの意味 今なら分かる 偶然ではなく 運命だった 時代の風を読んで どんな時にも 導いてくれた人 いつも心に 僕らの目指す道を 微笑みながら 手を繋ぎ ゆっくりと 歩き続けよう 大空染め 茜の色に 新しい朝は そこに来ている 海かぜの声 届けこの歌