つーか気づけ 私本当は愛されたいんだ つーか叫べ 私本当はさみしいんだ 街灯ゆらゆら揺れる 伸びる影 蹴飛ばしても返事はない もう疲れちゃったんだ 無理矢理胸を張る日々が 街中の家の灯りは それでもさ温かく光る ワンルームふたりきり 過ごした日々が懐かしいな 三日月が滲んで見えた なかなか素直に泣けない まだ好きだってことを 認めちゃったらダメになる つーか気づけ 私本当は愛されたいんだ つーか叫べ 私本当はさみしいんだ 同じ月を見て私を 思い出してくれたらいいのにな 行く先はフラフラして これから先どうしたらいいんだろう 日向で眠ってる犬みたいに いれたらいいのに 私は今生きている 身体中がまだ熱を帯びている 心が動くままに会いたいな もう一度 ふたり過ごした毎日の いろんなことを忘れたけれど 月を眺める横顔だけは今も覚えてる つーか気づけ 私本当は愛されたいんだ つーか叫べ 私本当はさみしいんだ 窓の隙間 月明かりが裸ん坊の心照らしてる つーか見ろよ 今日の月は三日月みたいだ 満月じゃない いつも満月なわけじゃない つーか気づけ 私本当は愛されたいんだ つーか叫べ 私本当はさみしいんだ 伸びた影を撫でてみたら やっと素直に今泣けたんだ