さあ目を醒まして さあ聞かせてくれ 影を纏ったあわれな取り替え子 風を宿して 雨に躍って 闇を喰らって腹を満たしていた このざまに二言は無い 貴様らに異存は無い ただ這いつくばって息を殺して 次を狙ってんだ 誰にもわからない 何も聞こえないさ 誰にもわからない 鬼の子だったってよ 羽を手にして呵々と笑って 我に返って因果応報とは このざまに二言は無い 貴様らに異存は無い どうせ夢を見たって 夢を散らして荼毘に付すまでは そう見る前に跳んだら 二度と戻れない 仇になるつもりなんだ すべて失っても さあ目を醒まして さあ行かせてくれ 這いつくばって息を殺して 次を狙ってんだ そう見る前に跳んだら 二度と戻れない 仇になるつもりだった 鳥になりたくても 誰にもわからない 何も聞こえないさ 誰にもわからない 鬼の子だったってよ