無機質な瞳の奥覗き込んだ 数えればきりのない言葉たちと 窓から見える明日とカラの心 あの声も忘れたはずなのに なぜ一人きりになると こんなにも 涙がでるの “愛”に触れるってことは こんなに苦しいことなの いつもみた横顔 いつもの帰り道 隣に君はいない… 「どこへ帰っていくの?」 指の隙間から冷たい風がすり抜けた 窓に映る飛行機雲なぞってみた 嘘なんてなかった日々を重ね あの日くれた優しさは 消せないんだね。 もう二度と戻れない わかってる… もしも願いが叶うなら 君の名前を呼ばせて 他の誰かがいても 心に嘘がつけないの いつもみた笑顔も いつもの温もりも 隣にはもう何も… ガラスのシャボン玉 割れた空の下 残るのは透明な影 君の空に見える 幾千の星の 一つになればきっと… 「どこへ帰っていくの?」 風の問いかけが 冷たく胸に突き刺さる ”さよなら”空に響く…