今日君のこと思い出したよ ビリーポーターのアンタイトルド 雨上がりの朝の空気 目と目が合う度に 顔が緩んだ ああ 思い出し笑いした 今日君のこと思い出したよ 東急線の始発に乗って ピージェイモートンが歌うトゥディ 逆方向にすれ違う電車 ああ 君がいるかもな マンハッタンの地下鉄にいても 天神地下街を歩いていても 胸を通り抜けるのは夏の匂い この淡い 優しい 悲しい 愛し 遠い 君へ 喜んだ顔が見たくて バカらしいこと ばっかり探して カメラの端に映り込んだ 不用意な君の笑顔を見つけ ああ 思い出し笑いした 改札口の隅っこにいても 夕暮れ時のシャワーの後も 胸を通り抜けるのは夏の匂い この淡い 優しい 悲しい 愛し 遠い 君へ 今日 君のこと思い出したよ 夏の始まりを教える風に 百道浜映る朝焼けと 照らされ振り向く 君が手を振る ああ ありがとう さよなら ありがとう さよなら