少し落ちた視力に 君はなんと綺麗に映る 曖昧な点だって潤んで さらう この心を何度でも あみだくじみたくなぞる フローリングの溝 君はいつも向こう岸 涙溢れそうな心の淵 腰掛けて くゆらす溜め息 満ち引き忙しない自信 ケツはたいて帰路 蹴った小石は自販機の下 出てこない 君の心の様 ぶってやりたいよ あの日の僕を そのエンドロールに 僕の名前見つけて やっと よかったって言えた 大きく手を振れば 触れるよりもずっと胸が震えて 自分の場所を分かった気がした 灯せば消える100パー 溶けた蝋にまで見とれた いつまでもこうしていられそうで 途方も無いよ 遮るものない対象に 近づけないのは何故 これさえあればって思い出まで かっさらってった夏の強い風 あぁ さよならなんて言葉だけ あんなの嘘なのに 思い知るまでが恋 そのエンドロールに 僕の名前見つけて やっと よかったって言えた 大きく手を振れば 触れるよりもずっと胸が震えて 自分の場所を分かった気がした