白い世界が彩づきだし 淡く 淡く 優しい雪は雨にとけて 風が運んだ4月の香は 遠い 遠い 記憶の君を蘇らせる また僕を立ちどまらせた 春をまとう恋人達 咲き乱れたその景色に まばたきさえ忘れて 今頃君もどこかで舞い散る 花びらを見て あの日指きりした 約束思い出してるの? “そのうちお互いを 忘れる時が来るけれど 少し思い出して、、、、 桜の花を目にしたら、、、、” まだ咲いてないあのつぼみは まるで まるで あの頃にいた二人の様に 道ゆく人波の中 君の姿と重なる 栗色の長い髪に 僕は目を奪われ まだ子供の様な あどけない瞳のままで かけぬけた季節は あまりにも綺麗すぎて 人を愛する事 君が教えてくれたから 今でも君の笑顔が胸をはなれない