バイクをとばしても どこへも帰れない バイクをとばしても 帰りつづけるだけのぼくらは 寄り道をしてるんだ 描き上げたばかりの 自画像をぼくに ヴィンセント・ヴァン・ ゴッホが見せる 絵の具の匂いに ぼくは ただ泣いていたんだ 自動車はカバのように 潰れていたし 街中が崩れた それで君を呼んだのに それで君を呼んだのに それで君を呼んだのに 君の愛で間に合わせようとしたのに 親愛なるブロック塀 その向うに 意地悪く ぼくから取り上げたものを 隠したり ひやかしたりは もう しないでくれよ クスリを飲んで眠れ 副作用で起きて 何を見せびらかそう それで君を呼んだのに それで君を呼んだのに それで君を呼んだのに それで君を呼んだのに それで君を呼んだのに 君の愛で間に合わせようとしたのに