思い出が移りゆく季節を嘆くように あふれ出す涙は誰にも止められない ときどきわからなくて 海沿いの道を歩いた 太陽が走らせた けだるい波が彼方に 君といればどんなときも 許しあえることができた 悲しい午後は 何もいわず渚に来た 思い出が移りゆく季節を嘆くように あきらめた恋を なぜ人は大切にする もう一度 初めからやり直せる恋だったら 思い出の渚で口づけを交わせばいい 雨の日には 濡れた窓の外 眺めながら 話をして 晴れた午後は 何も持たず渚に来た 燃え上がる季節が終わりを 嘆くように あきらめた恋を なぜ人は大切にする 思い出が移りゆく季節を嘆くように あふれ出す涙は誰にも止められない 思い出の渚は 今ごろ夕日浴びて 恋人を切なくさせるよ 波の音で