こんな男の どこがいい 酔いにまかせて 聞いてみる 交(かよ)う情けの 差し向かい かけた苦労は 詫びても足りぬ 雨風しのいで これからも・・・・・ おまえがいたから 俺がいる 俺がいる 渡る世間に つまずいて 自棄(やけ)を起こした 夜もある そばで支えて くれた奴 受けた真心 忘れはしない 小さな幸せ 夢に見て・・・・・ おまえがいたから 俺がいる 俺がいる 窓に飾った 撫子の 花に重ねる その笑顔 口に出さぬが 惚れている 無理はするなよ 一人で泣くな 残りの年月(としつき) これからも・・・・・ おまえがいたから 俺がいる 俺がいる