Only Lonely One 真冬の花火を 曖昧な僕ら ただ見上げていた 心通わせた日々よ 目の前のキミが好き 漂いながら生きてきた 夢もなく気もそぞろ 出会いと別れ繰り返し わかったような わからないような ふわりふわりと綿帽子 長い冬が過ぎ大地が息づく こんな暖かい日には 故郷(こきょう)の春を想う 旅立つ僕を見送った 親(あなた)を覚えている ひまわりがそっと揺れてた それは優しく励ますように ゆらりゆらりと影法師 東京の春を歩く 大いなる川の流れに 理由(わけ)などは求めない ただこの小さな掌 離さぬように 離さぬように Only Lonely Love ビル越しの虹を 悲しみの愛で ただ見つめていた ひとつ ひとつだけ言える 目の前のキミが好き 今も変わらずに言える 目の前のキミが好き