裸足で歩いてみた アスファルトの上は 僕には少しだけ痛いんだ そよ風が香ることも 知らないこの街を 離れて渡った夜に吸い込まれた 透明な思い出が 浮かびだすシャボン玉を けんけんと踏み跳ねて 宙返りそんな夢を どうしようもないその想いを 叫んでも 黒く染まれば 泣いたって笑ってたって 黙ってそこにいる夜で遊ぼ 許して、許せなくて しゃがみこんで 聞いてくれる夜がそこにいるんだ 言葉のない優しい君へ 懐かしさを奏でながら眠る夜に 吸い込まれた 吐き捨てた数だけ アナタうんざりするのよ 抱えた秘密はね もう行き場がないわ 憧憬のこの夜は美しくて 怖いのだろう 水面に映る音見えないその姿 誰もおどかさないわ 静かでいるわ なにもしないわ 都合のいい話 聞かせてくださいな 飽き飽きしたその想いを 叫んでも 黒く染まれば 泣いたって笑ってたって 黙ってそこにいる夜で遊ぼ