君の笑顔を ひとつ残らず 見逃したくないから 僕の部屋で暮らそう 少し焼けた素肌が シャツを白く引き立てる いつもの坂道を登れば 君の家が見える ポケットの小銭だけじゃ 月までは行けないけど 僕が見た景色を全て 君に見せてあげる 君の涙も ひとつ残らず 見逃したくないから 僕の部屋で暮らそう 一日が終わるたびに 「サヨナラ また明日ね」と 今夜から言わなくてもいい 君がここに居れば こわれそうな虹を 追いかけてるだけで 何も怖くはなかった 君がいつでも そばに居たから 知り合った頃のように つないだ手が震えてる 昨日までと違う風が 今 吹き抜けてゆく 君の笑顔を ひとつ残らず 見逃したくないから 僕の部屋で暮らそう 君の涙も その微笑みも 見逃したくないから 僕とここで暮らそう