神様、仏様

歌詞

充たしたいのよ五臓六腑まで 沁みわたつてよ 留度ないのう 酔へる物なら皆呑ませておくれ もの足りないのう 眠りたいのよ 生きてゐることも忘れたいのよ 忙しないのう 狸寝入りを照らさないどくれ・・・ うらめしや さうだよ幽霊の正体見たり 人間様のお通りよ 塩ツ辛いナマ臭い 生き血がかしましい 南無阿弥陀！神様、仏様 這ひつくばつて煙幕を張れば 小火騒ぎ 交互に人生の上前ハネ合う 世間様おたがひ様 狡ツ辛いキナ臭い 浮き世はかしましい 南無阿弥陀！神様、仏様 色めき立つた奴等 面白可笑しく空騒ぎ ところが此方 人等一等恐いのは自らよ ささくれ立つては ついいけない胸騒ぎ 遊びたいのよ 誰ぞ好い人と善がりたいのよ 慾深いのう 地獄の淵へ突き落としておくれ 繰返される諸行無常 よみがへる性的衝動 冷凍都市の暮らし 行方知れずの彼奴 何時の間にか姿眩まし