通り雨 のち 言葉のしずく 変わらない路の途上にいる 通り雨 のち つめくさの花 群がりの中にあかり灯す 棚曇り のち 言葉の乱麻 終わらない幕の途上にいる 棚曇り のち 十返りの花 暗がりの中に夢を灯す 明日のために 本日も祝杯を あまたの悲しみを 天空へ放つ 過ぎ去りし詩 来たるべき唄どもよ 女は決意込め また海へ行く 病い晴れ のち 言葉の飛翔 止めどない詩の途上にいる 病い晴れ のち 魂の花 すんがりと立ちぬ希望の虹 明日のために 本日も祝杯を あまたの悲しみを 天空へ放つ 過ぎ去りし詩 来たるべき唄どもよ 男は決意込め また海へ行く 潮風に巻かれ 夕凪に落ちる 静寂に身を焦がす 恋風に抱かれ 夕闇に溶ける 静寂に身を焦がす 明日のために 本日も祝杯を あまたの悲しみを 天空へ放つ 過ぎ去りし詩 来たるべき唄どもよ まんま抱きしめて また海へ行く 明日のために 本日も祝杯を あまたの悲しみを 天空へ放つ 過ぎ去りし詩 来たるべき唄どもよ まんま抱きしめて また海へ行く 潮風に巻かれ 夕凪に落ちる 静寂に身を焦がす 恋風に抱かれ 夕闇に溶ける 静寂に身を焦がす 潮風に巻かれ 夕凪に落ちる 静寂に身を焦がす 恋風に抱かれ 夕闇に溶ける 静寂に身を焦がす