街はざわめいて 声がこだまする その隙間を抜けるんだ いつかささやいたことを また思い出していた 灯りが眩しいほどに なぜか物悲しい ひとりきり仰ぐと 何も描けない空が 星を探して泣いた ナニガシの日々だ 行列にそそのかされて 出口が見えない いつかは会える日が来るの? さよなら 「愛なんてどこにもないわ」 書きかけの手紙を捨てて 飛び出すお前は 間違っちゃいないよ 街はざわめくが その実 何もない気がしてならないんだ あの日ささやいたことも 何もかも嘘かもね どうしたらいい? 笑ってしまえよ 悲しいほど清々しい ナニガシの日々だ 名前を呼んでくれないか? いますぐに 花びらと巡る季節に 見惚れては 何もできずにいたよ まばたきしただけで 消え去ってしまった ナニガシの日々だ 行列にそそのかされて 出口が見えない いつかは会える日が来るの? さよなら 「愛なんてどこにもないわ」 書きかけの手紙を捨てて 飛び出すお前は 間違っちゃいないよ 花びらと巡る季節に 見惚れては 何もできずにいたよ まばたきしただけで 消え去ってしまった あなたは瞬き 消え去ってしまった