寂しくは無いのに 身勝手に震えてた 二人掛けのソファに寝て気づく その私に呆れてた そっと揺れたネオンの粒が 泣いていた頬を青に濡らす 気づかないフリだって 私は見透かしていたのに 簡略化された愛が また貴方を嘲笑っている 確かめるように愛を囁いた 本当の”恋すること”だって 知らないくせに 不貞腐れたように孤独に溺れてた イラズラに過ぎてった夜見つめて いずれ別れ二人離れた でもすぐ一人の夜明けは慣れた 「しょうがないや」で慰めた それでも”言えない”傷は不確定 貴方に見惚れてた でも妄想に押しつぶされた 自分の理想を恨んだ 愚痴を吐いては嫌になって いい加減に愛を諦めたいなって 息を止めても生きるだけの 理屈を並らべて 貧しさが気持ち育んだ ”比べたがりが”心蝕んだ 疲れましたこんな人生 全てをやり直してしまえ 助手席に香る甘さを 感じるたびに人格を変えて 今だって答えを探した フリしていたのに 簡単な方程式でさえも 立ててなお解けぬまま 幻想に押しつぶされた 捨てられたのは私だ 街の光が溶け 明日も見えないまま 夢が醒めないのならば 一生覚めないでいて 愛される前に愛を奪われた 本当の”愛してる”だって 知らないまま ふと気づけばもう孤独にされてた イラズラに傷ついた過去を見つめ あるはずも無いのに 答え求めてた 街の光が残した ”自由”を見つけて