Track by五十嵐 浩晃
ゆるやかな陽溜まりが誘いかけていた ふと降りた静かな街は懐かしすぎる風景さ 葉末からまいでる光の匂いを 吸い込めばやるせなささえ洗い流せる気がする Ah 君がいて過ぎてく毎日が 近すぎて気づかないけれど とても大切なものだと ぼんやり思う 草を背に寝ころべば さえぎるものなど 何もない空の果てなさ 涙あふれてくる Ah 今度また 君とふたりで来よう 何げなく見つけたやすらぎ きっと君も同じくらい 感動するよ ゆるやかな陽溜まりが誘いかけている