裸で 眠る あなたが横に お気に入りのものしかない部屋 神は細部に宿るというので 朝起きて飲むコップ一杯も儀式です あなたをよく知ってるから違う 言語でもわかるの 無視したままの連絡は 気が乗らないから フェードアウト 私が好きな昔のアーティスト 同じ景色を毎日描く 彼がいうには景色は日々 表情を変えるらしい 生活は繰り返していくから飽き 飽きとしてももうどうしようもない 自分で自分をやめることを選ぶと 神経衰弱などと噂がたつので 誰もいない山道に照らされた 一つの死体 怖くて足がすくんだのに 顔を上げ星が綺麗で泣いたのです わたしをちゃんと愛していても 明日の人格は違うので 首に残したキスの後を頼りに わたしを引き戻してね