汚れに汚れた僕ら未だ愛を歌う そんなことさえ世界は 許してくれないけど ボロボロの正しさが今も世界を 覆うようだ こんなことなら 僕はここに居たくはなかった 苦し紛れでも僕は愛というものを 抱いた これ程まで痛いなら 止めておけばよかった 確かさで目が眩むような 騒がしさで気が狂いそうな これを愛と呼ぶならなんと 愚かなのでしょう お互いの正義をぶつけあって 幾千年が過ぎた 何も変わりやしないのに君を 覗こうとした 相変わらず曖昧な愛おしさを纏った 君は生まれた時からそんな 顔をしていた 核兵器が飛び交う日 路地裏で 目を剥くような世界の夕闇を君と 歩いていく 確かさで目が眩むような 騒がしさで気が狂いそうな これを愛と呼ぶならなんと 愚かなのでしょう 歪みあって尚、抱きしめている 醜くてもさんざめいている 「正しさ」 でおかしくなった頭で思っている 確かさで目が眩むような 騒がしさで気が狂いそうな これを愛と呼ぶならなんと 愚かなのでしょう 確かに僕が抱きしめている 大袈裟な痛みを抱いている 僕はなんと愚かなのでしょうか