君の指が 僕のはねた髪を 優しくとかしてくれるたび 秘密の呪文を 刻みこんで 迷った昨日を忘れさせる 朝焼けに弱気は連れ去られ 祈ります 守りたい 戻れなくても いつも いつも 君を見つめている 帰りを待つ 仔犬のように 鼻にかかる声 目のかんじも やきつけてる クシャクシャになって笑う あのクセも あくびをする仕草も 泣き虫も 誓います 守りたい 戻れなくても いつも いつも 君を見つめている 決して はぐれやしないように たとえ 闇が はるか立ちこめ 光 奪おうとも こわくないよ いつも いつも 君を見つめている 心破れ 眠れぬ夜も 黒い風が ひどく吹き荒れ 頬 突き刺そうとも いつも いつも 君を見つめている あきれるほど 想っています 冬の雨が 強く打ちつけ 太陽 凍らせても ここにいるから