夕陽が静かに あなたを照らしてる 背中を丸めて らしくもない ジャスミンの吐息で紅茶をいれるから 気がすんだら 隣りに戻ってきて すべてわかりあうなど 多分できないけれど そばにいるのよ 気づかないほど あなたをみつめていたい 頬をこぼれた少年に 今 誰よりもやさしい風になりたい 光と闇とが揺らめく都会(まち)だもの 幸せ探すのも あなた次第 明るさがとりえの 小さな部屋だけど 気がむいたら いつでも訪ねてきて とめることのできない 時間(とき)が流れてゆくわ そばにいたいの 胸の片隅 あなたをみつめていたい 暮れてゆく空 振り向くあなたの 飾らない微笑み 大事にしてね そばにいるのよ 気づかないほど あなたをみつめていたい 頬をこぼれた少年に 今 誰よりもやさしい風になりたい