あまりにも未来が見えない 花が散るのをただ見てたの 黄昏色に染まる “今までありがとう” 全てがあんなに満たされて これ以上なんて無かったの 両手を広げて目を 瞑ってもあなたはもう抱き 締めてくれない 風が胸を通り抜け悔しさを透かす 悲しいとか 淋しいとか そういうのじゃなくて もうどうでもよくて ただあなたがわたしを 作り上げていたから 戻れなくなってしまった 一人ってどうすればいいんだっけ 今すぐ答えが欲しかった 滑る唇に身を任せ あなたを責めてしまえば 残るのはどうしようもない エピローグだけ 何も言わなくたってあなたはわたし を見てくれてたのに もう月は欠けるだけ 満ちる日は来ない 鈍い琥珀が睨む 困らせたいわけじゃない だけど伝える程にあなたは 黙ってしまう ごめん 今も好きだなんて 解ってるから大丈夫 そんな事言ったってね 何か変えたいとかじゃないから ねぇ 知ってるだけでいいから 悲しいとか 淋しいとか そういうのじゃなくて もうどうでもよくて ただあなたがわたしを 作り上げていたから… 戻れなくて 忘れられない 一生 絶対 あなたの言葉を胸に唄に焼き付け 生きてゆく