街を行く人の背に 悲しみは感じないが めまぐるしい日の流れは 腐るほどあるようだ 続けていた朝のストレッチは 言うまでもなくやめてしまってさ あの日は俺のせいだよ 終わってしまいそうな朝方 静かに続いた話し合いの始末は 誰がつけよう 朝日の匂い 何気ない暮らしから 裏切りを学ぶのだ 埃を纏うキッチンには いくつもの愛だ なんてね 済まし顔は慣れたもんだね 僕自身だけ騙せやしないけど 静かなテーブルには 微かな残り香と手をつけぬ紅茶と いくつもの暮らしが 僕を呼んでいた 君を呼んでいた 続けていた朝のストレッチは 言うまでもなくやめてしまってさ 生き急ぐ日々のベッドは 今でも君を覚えてる 僕が何を知ってる? 君は何を知ってる? 答えなんてないな あの日は俺のせいだよ 終わってしまいそうな朝方 静かに続いた話し合いの始末は 誰がつけよう 朝日の匂い 窓からまた朝日の匂い 風に乗って君の匂い