もう乗換のベル きっと合図 壊れた記号だけ 残していくよ 約束だから 暗闇に浮かぶ 光が惑わせる 「未来の思いではいかが」 誘い出す 操られる 甘い香りを漂わせて 目隠してたら来てしまった 「白線の内側でお待ち下さい」 わかってる しりたくない 線路なんてないこと 記号で溢れかえった 駅は楽しげで 逃げろ ぐるぐる階段を 駆け上がって 重力が よそ見をした 一瞬の隙を突いて 空に飛び込め 今 時を終える 足跡も見えなくなる ああ これで言える 君にだって いつも会える 近づいてく 遠ざかる風景 無色透明の海 無言の宇宙 このセカイが正しいなんて思ってい ないよ 思っていないよ