空耳は君の声 騒がしい春の風 感傷に浸るには 少しだけ似合わない あの日僕が恋したのは 幻だとなぜに笑うの さだめには逆らえない 寂しい嘘をつく 本当の事なんてどうでもいいの さよならは悲しすぎて 可笑しくなるばかり 間違いを 探しても 意味ないなあ 霧雨と水銀灯 見上げても星は無く 遠い目の少年は まだそこに座り込む いつか晴れた月夜にほら 君と僕の影が揺れてた 戻れない時間にただ 途方に暮れたなら 何ひとつ許されるものなど無くて 届かない祈りだったら ひとつも求めずに 今だけは 答えなら いらないなあ ずっと彷徨って たどり着くのは 静まりかえった 心のほとり そっと漂った 君の気配を このままさらって しまいそうで さだめには逆らえない 寂しい嘘をつく 本当の事なんてどうでもいいの さよならは悲しすぎて 可笑しくなるばかり 間違いを 探しても 意味ないなあ