愛していた たしかにそこにあった 笑い合った あの日は嘘じゃないよ 話していた あの2DKの部屋はもう なくなってしまった まるで僕らみたいだ 何を掛け違えたんだろう 突き刺して突き放して もう戻る事のない時間で僕は 駆け出したあの日の瞬間も 確かめあって育んだあの愛も 笑ったり怒ったあの顔も まだ消したくはないんだ それでも生活は続いてくんだ だから僕はもう君が嫌いだ 振る舞いあった 拙いあの味も 一緒に見ていた あの映画の結末ももう 忘れちまった 君はもう居ないから 最後に送ったあのマンガも時計も もし今時を戻せるなら 出会わなきゃなんて思わないけど 君との未来をちゃんと見れたら今も 駆け出したあの日の瞬間も 確かめあって育んだあの愛も 笑ったり怒ったあの顔も まだ消したくはないんだ それでも生活は続いていくんだ だから僕はもう君が嫌いで もう戻ることはないだろう でもそこにはきっと 確かにあったんだ きっとあったんだ