正解とそうじゃない方を選んで 伸びた枝の先で 積み重ねた 平穏に肥え 赤々した実をつけた それを根こそぎ奪おうとする 夜の化身 じっと待ってる ただただじっと待ってる くだらないショーで 歌って踊る 愛を帯びた人形を観て 残酷にも守られ 悲劇と縁のない命に気付く 露知らず 何食わぬ顔の 朝の陽射 ずっとやって来る 等しくずっとやって来る 傍にいない日と 傍にいたい日が 相対した 苦楽だって 愉悦だって運んでいく 可能性の夜汽車に 乗り込んだ僕らは 生まれて初めて生きていた 離れた席でも 同じ車両で 目指して行くんだ 具沢山で 満たしていく旅の途中 窓越し 引き合って与え合った 孤独の片方がいつだって呼んでいる 耳を澄まして ずっと離さず来た名前教えてよ 温まるように抱き締めるから 間違いとそうじゃない方を選んで 伸びた星の先で 私はただ遠くの 日のあたる三角屋根を見ていた 一晩が経って朝 周回軌道6.5畳 小さなお墓になっちゃった そういや私あの星の何百倍 大きな円を描いている 円を描いている 傍にいないから 傍にいたいと 思えたなら? 暗くたって 辛くたって歩いて行く 無重力のこの一生 乗り込んでみたなら 感じるよねこのPOWER 離れ離れになった時から 気付いてたぜずっと 同じ物食べて来たのだからね 僕ら違うけど 同じ星を乞い 相対した 苦楽だって 愉悦だって運んでいく 可能性の夜汽車に 乗り込んだ僕らは 生まれて初めて生きていた 離れた席でも 同じ車両で 目指して行くんだ 具沢山で 満たしていく旅の途中 窓越し 引き合って与え合った 孤独の片方がいつだって呼んでいる 耳を澄まして ずっと離さず来た命を見せてよ 温めるように抱き締めるから 会いたい時もずっと 奏でているから