旅立ちを知っていたなら 伝えたいこともあった 諦めたはずじゃないのに 手を離してしまったかな きみに話しかけるように 毎日 生きてきた 吹き荒れる不安の中も 暖かな陽射しの元でも ひとつずつ 踏みしめて 残してきた 足跡に きみが いつでも宿ってた そばにいて つぶやく夜も 守られていた このメロディー 触れられぬ秘密を抱く 横顔 恐れて 遠くを 眺めるきみの まくった袖 見つめるだけ 本当の 言葉だけ 選んできた 指先に きみが いつでも宿ってた そばにきて つぶやく夜も 信じていた このメロディー 悲しみの嵐も 溢れだす喜びも たしかに ここにいる いつでも となりにいる きみに話しかけながら 願うように 生きてきた そばにきて つぶやく夜も 信じてきた きみのメロディー