ローズの吐息を耳に吹きかけて メッセージを残し月夜に消える 振り返るたびにちらつかせた 誘惑の紅いルージュ ベールに隠れた滑らかな素肌 想像するだけでいたたまれない 今すぐ触れたいその先の世界 君欲しさに 寝つけない夜が続く どうしてそんなにも君は 自由に踊るの 縛られる事無く 光をはためかせて 放たれた恋の矢が 胸を打ち抜く 君のなすがままに 僕のすべては 塗り替えられてゆく パールライトの髪を ふり解きながら 少女の目をして意味深な仕草 君はいくつもの罠を仕掛けて 抑えきれない 僕を嘲笑うばかり 君があまりに 焚き付けるから 欲望の中へまっしぐら どうしてそんなにも君は 自由に踊るの 縛られる事無く 光をはためかせて 溶けるような口づけで 息の根止めて 気を失うほどの 甘い香りに 僕はもう逃げられない