八月の雨に打たれて君と出会い なぜか思い出す 懐かしい はじめての気持ち 十月の雨は冷たく 隠した嘘が心に刺さる 通り雨のような恋にながされ わたしは彷徨う 「さよならいつか」と言われ 闇の中落ちていった 誰のためにとか 何のためにとか 心が呼び止めた 同じ歩幅で 選んで 歩んでたはずなのに 君を失ってそれから気付くのは なんてバカだよね 雨上がりの街 光揺らめいてる 涙こらえて この思い ゴールはあるの? 心が動いた理由はわからない なぜでしょうか 人は出逢いと別れとを 繰り返すものだからですか 「さよならいつか」 魔法をとかす言葉を使って たくさんの悩みを乗り越え 強くする心を呼び覚まそう さよならなんて 言わせたかったわけじゃないのよ だけどわかるはずもない 自分にもわからない世界が 待っていた もう一度君と見つめ合えたら もう一度君と笑って話せる日が 来たら ごめんなさい 何度も傷つけてしまったこと 許してほしいの きっとあの恋は思い出の1ページに また道にそれた日は なにも言わずに強く抱きしめて ひと夏のいたずらね さよなら