ああ 春の風に乗ってどこまでも 桜舞うこの季節に僕らは歩き出す 新しい日々の始まりを 不安に先を越されてしまったな 明日が少し嫌になって 目を閉じたベッドの中 遠い街に住むあなたの声を 時々聞きたくなるんだ 「嫌になったら帰っておいでよ」 そんな言葉に甘えたくなるけど ああ 夏の風に乗ってどこまでも あの雲を掴むように 僕らは手を伸ばした 遠い街にいるあなたの事を 時々浮かべているんだ “もう少しだけ頑張ってみるよ” 長い夜を越えて咲く花のように ああ 秋の風に乗ってどこまでも 遠い街 窓の外に 同じ月を見てる ああ 雪溶けるこの季節に 優しい風が吹く