いつもの時間に家を後にし 真ん中を離れた 席を見つけ いつものように君への愛を うまく結べてなくて 屈む あどけなさが残る 静かなあいつと 話すのが好き ずっとあったのに 誰もシャッターを 切らずに来たような やりたかったことや 会いたかった人 せめて似た柄を 着てた 穏やかな時は 魚のように 泳いで行ってしまうけれど 生意気な口をきく うるさいあいつと 話すのが好き 重なる思いは言葉の裏に こびりついている 一人で選んだように遊んでても 君を混ぜた感じになるね 港に行こうよ まばらな時間に ふたりの声だけを 投げて 取れなさそうなとげ やわらげてしまう 左手を添えて すり寄せあう体 いつか なくなってしまっても いいように ファファファファ ファファファファ