雨の日 曲がり角 立ち止まった二人 初春の風が新しい季節の はじまりを予感してた あの日君が僕に植えた 小さな種は君に触れるたび 大きくなって 枯れない花をつけた いつまでも ああ ゆるやかなまなざしで 僕は溶けてゆく 君のいない世界 なんて意味がないから そばで僕を見ていて 愛し愛される喜びに 溺れていたいから この想いが君の心に 届くように唄わせて 夏の緑 秋の香り 温もり集めた冬の午後 思えば遠くまで歩いてきたね いろんな景色を見ながら いつか見てた未来の中に 今僕たちは立っていて 色とりどりの絵の具を使って また未来を描いてく いつの日も ああ やわらかな言葉で 僕を泳がせて 小さなプライドも ニセモノの僕も すべて洗い流して その愛で 流れゆく時の中で 人は忘れてしまうけど 大切なものはたった一つだけ 君がここに生きてること ああ ゆるやかなまなざしで 僕は溶けてゆく 君のいない世界 なんて意味がないから そばで僕を見ていて 愛し愛される喜びに 溺れていたいから この想いが君の心に届くように いつまでも響くように 何処にいたって 消えぬように 唄うから