見送りに出た人たちは 夜になってはしゃぎ出す 見送られた俺は見下ろしながら 来るんじゃなかったってちょっと 思う 地面は離れてゆく 寂しさはついてくる おいてきたアンタくらいは そう せめて さめざめとさ さめざめとさ 泣いてよ 朝になって目が覚めると 地面はちっさい地球になった 向こうのほうで帰り道のロケットが 嬉しそうに急いでた 地面は離れてゆく 寂しさはついてくる おいてきたアンタくらいは そう せめて さめざめとさ さめざめとさ 泣いてよ 順番待って乗ってやったんだ 目的地は光り輝いてる 望んで 待って 乗ってやったんだ 道標は ニヤニヤしてる 地面は離れてゆく 寂しさはついてくる おいてきたアンタくらいは そう せめて さめざめとさ さめざめとさ 泣いてよ