すべては冷えてゆくのに 私だけが燃えるようなこんな夜 陽を浴びてジリジリと焼ける 月夜の中ジリジリと焦がれる 大人になってしまったからさ 怖いものなんて 無くなったと思ってたんだよ 大人に見せるための自己暗示 まわりはならえ右で 一安心 だから余計に 足がすくむんだ 傷ついても、もう「大丈夫」って 言えないかもしれない 一人はいつだって暗くて怖い 闇は光のため? 明るみの中の答えだけが 私とは限らない あおいトマトは言う 「いずれ我々は熟れゆく すべての寝息を 聞きながら耐えるのだ」 照りつける日差しに 殺されそうな日々を 生き抜いても 自分を認められずにいる 朝が来るたび 胸が苦しいんだ またどこにも行けないままの 私がここにいる 一人はいつだって弱くて脆い でもやるしかないの 後悔の繰り返しじゃいつまでも あおいまま