一回きりの出会いについて 話していたんだよ もう戻れないあの時の あの場所についてさ 小さい意味に固執し過ぎて 話つかなかったよ 下手に酔っ払ってさ それほど飲んでもいないのに 眠れない夜のやるせない思いは 気づかないうちに 越せないはずの暗闇を抜けて パッと明るくなった 向かいのアパルトの中で 眠る恋人たちが 鳴り出すアラームに手を伸ばす 温かい珈琲で目を覚ます 夜更けと夜明けが 一度に一緒にきたような空 もうこの世界では 誰かは誰かのもの かたや僕らは 夢で出会った人にごく短い恋をして 昼には溶けた魔法が 頬を掠めて消えてく 顔も声も消えちゃったの 虚しく残った心だけ 昼には溶けた魔法が 頬を掠めて消えてく ♪ キスをし過ぎると 喉が渇くのを知っているわ 胸の辺りに汗をかいて それも乾いてまた働いて 悲しさよりも愛しさが 悪目立ちするのこんな日は 夜中に目が冴えた時 思い出すなんて未練がたらたらね 夢で出会った人とごく短い恋をして 昼には溶けた魔法が 目を誤魔化し消えてく 顔も声も無くなったの 虚しく残った心だけ 夜には夜なら また会えるかな