南風が吹いて 春の匂いがしたら 此処から見える景色も全部 少しはマシになってくれるかな 目を瞑ればそこは 何処か懐かしい風景 無邪気な顔で 君と笑ってた 鄙びた街に 佇む希望 二人は手を繋いで 未来を想像したりして 来年もこの場所で 会おうねって約束をした 五月の憂鬱を 六月の半ばまで 引きずる俺の悲しい性も いつの日か解ってくれとは 言わないが 我慢出来ないほど 違和感を抱いている あなたはいつでも希望なんです ずっと変わらずにいて 二人は手を繋いで 未来を想像したりした 此処にはもう誰もいない たまに恋しくなるよ